特集 オリンパス、大王製紙、ソニー ガバナンス漂流●1章〜大王製紙、内紛の深層 企業統治は内から腐る
日経ビジネス 第1633号 2012.3.19
掲載誌 | 日経ビジネス 第1633号(2012.3.19) |
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ページ数 | 4ページ (全4452字) |
形式 | PDFファイル形式 (2325kb) |
雑誌掲載位置 | 28〜31ページ目 |
大王製紙前会長・井川意高被告のスキャンダルは、現経営陣と創業家の内紛に発展した。だが、そもそもの原因は、創業家の暴走に歯止めをかけられないグループ構造にあった。経営トップの恣意を容認する内部チェック体制の崩壊は、どこの企業でも起こり得る。 「どさくさにまぎれて、とうとうやったな」 大王製紙が2011年12月に発表した過去約5年分の決算訂正が、公認会計士の間で大きな話題になっている。 大王製紙が前会…
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