連載ドキュメント 告白〜三洋電機 井植敏の栄光と挫折−−第1回「血脈」
日経ビジネス 第1336号 2006.4.10
掲載誌 | 日経ビジネス 第1336号(2006.4.10) |
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ページ数 | 6ページ (全7861字) |
形式 | PDFファイル形式 (549kb) |
雑誌掲載位置 | 46〜51ページ目 |
存亡の危機に立つ三洋電機。3月、金融機関3社による3000億円の増資で何とか破綻を回避したが、行く手には茨の道が待つ。電機大手、最後の同族企業。創業者の長男である井植敏は、社長、会長、代表取締役として20年間トップに君臨し、2005年、長男の敏雅を社長に据えた。「なにわのウェルチ」そう呼ばれた敏は、三洋電機の多角化に成功し、名経営者として敏雅にタスキを渡したはずだった。だがタスキは息子の手の中でほ…
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