経営者の眼 コラム〜改革は論理的に行うもの 丹羽 宇一郎[伊藤忠商事社長]
日経ビジネス 第1242号 2004.5.17
掲載誌 | 日経ビジネス 第1242号(2004.5.17) |
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ページ数 | 1ページ (全1647字) |
形式 | PDFファイル形式 (33kb) |
雑誌掲載位置 | 87ページ目 |
当初の懸念通り、国会での年金改革論議が“迷走”している。財源問題という本質論から目を背けたまま議論をしているから、政府がどのような方向を目指しているのかが国民には見えない。現時点で明確になっているのは、「国民が支払う保険料は確実に増える」ということぐらいだ。 なぜ、もっと改革を論理的、科学的に考えることができないのだろう。本来、改革には手順というものがある。年金改革ではこの当たり前の原則が無視さ…
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