特集２　歴史から学ぶ情報活用の知恵〜懸場帳かけばちょう・大福帳が　最新ＩＴでよみがえる
日経アドバンテージ　第1号　2003.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経アドバンテージ　第1号（2003.5.1）
ページ数	9ページ　（全8168字）
形式	PDFファイル形式　（629kb）
雑誌掲載位置	159〜167ページ目

江戸時代の商人たちは、様々な情報を収集し、ビジネスに生かす知恵を持っていた。導入コストが下がり、性能の向上した現代のＩＴツールを使えばその情報活用の知恵を、発展させた形で実現できる。置き薬商人の顧客台帳である「懸場帳」や商家のビジネス活動を記録する元帳「大福帳」の仕組みは、現代の経営理論と照らし合わせても先進性を持っている。オリエント薬品やデンセイ・ラムダなどその先進性を受け継ぐ情報システムを構築…