究める住宅〜高天井で家全体をつなぐ
日経アーキテクチュア　第992号　2013.1.25

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第992号（2013.1.25）
ページ数	4ページ　（全1893字）
形式	PDFファイル形式　（2374kb）
雑誌掲載位置	76〜79ページ目

天井懐が深い日本の伝統的な木造住宅をヒントに、各部屋を横断するように架け渡した壁梁で広い高天井空間をつくった平屋。ロフトを内包するこの空間を介して、家全体を緩やかにつなげた。　郊外の住宅街に立つシンプルな箱形の住宅（写真１）。中に入ると、南北に細長い短冊状の部屋が並ぶ。天井高約３６００ｍｍの各部屋に直交する壁梁を架け渡してあり、高くて広い天井が家全体を覆う。延べ面積３０坪足らずの小さな家だが、天井…