トピックス　名所誕生　東京駅、集客増の立役者たち〜れんがタイルの色分布まで再現
日経アーキテクチュア　第988号　2012.11.25

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第988号（2012.11.25）
ページ数	8ページ　（全6132字）
形式	PDFファイル形式　（4827kb）
雑誌掲載位置	50〜57ページ目

東京駅が多くの人を引き付ける最大の理由は、誠実な復元であることが見る者に伝わるからだろう。１９９９年に保存・復元の方針が定まってから１３年。それぞれの場面で腕を振るった立役者たちに話を聞いた。　「指定された色が出るかどうか、賭けだった」。丸の内駅舎の復元部分を覆う約５０万枚の外装タイル。生産を担当したアカイタイル（愛知県常滑市）の赤井祐仁社長は、そう振り返る。同社と共同で赤れんがの再現に挑んだＬＩ…