ニュース　技術〜木１００％の耐火集成材を開発
日経アーキテクチュア　第987号　2012.11.10

　木造建築の技術革新が進んでいる。東京都文京区で１１月に着工する店舗「音ノ葉グリーンカフェ」。鹿島などが技術開発した純木質の耐火集成材を用いる初のプロジェクトだ。発注者は講談社グループの音羽建物。鹿島が設計、住友林業が施工を担当する。音ノ葉グリーンカフェは目白通りに面し、宴会施設の椿山荘に隣接する防火地域に建つ。延べ面積２１２．０９ｍ２で地上３階建て。施工性、経済性などを考慮し、主要構造には木造軸…