特集　朱鷺メッセ訴訟の教訓〜朱鷺メッセ訴訟　の教訓
日経アーキテクチュア　第974号　2012.4.25

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第974号（2012.4.25）
ページ数	2ページ　（全257字）
形式	PDFファイル形式　（543kb）
雑誌掲載位置	16〜17ページ目

なぜ、落ちたのか。３月２６日、朱鷺メッセ連絡通路落下事故を巡る訴訟の判決が下された。７年以上にわたる裁判の結果は、「事故原因が立証できない」として原告の新潟県の訴えを棄却するもの。原因究明は進まず、責任の所在も不明のまま。当事者に金銭的、精神的負担がのしかかった。問われた事故調査の中立性、露呈した裁判の限界。社会の信頼を得るには再発防止に向けた調査体制の確立が欠かせない。（佐々木大輔）落下した朱鷺…