住宅特集　新しい「積層」〜凸ハウス（東京都杉並区）
日経アーキテクチュア　第972号　2012.3.25

コアを取り巻くように住戸を配した長屋には、多様な生活様式の居住者が集まった。プランニングの工夫によって、開口面の大きさだけでなく、隣接住戸との付かず離れずの適度な距離感を生み出した。　２０１１年９月に完成した「凸ハウス」は、スキップフロアの住戸をらせん状に連ねたコーポラティブハウスだ。「部屋ごとに視線が変わっていく面白さがあり、階段やロフトは子どもの格好の遊び場になっている」。今から約５カ月前に、…