編集室／視角　中古住宅の「仕分け」は本格化するか？〜中古住宅の「仕分け」は本格化するか？
日経アーキテクチュア　第933号　2010.8.23

　国民経済計算（内閣府）の最新版年報である「平成２０年度確報」は１９８０年から０８年までの２９年分を推計している。その数字を読み込むと、住宅（実質）と土地（宅地）の資産残高の傾向はほぼ１０年ごとに変化してきたことが分かる。８０→８９年：住宅は上昇、宅地は急騰・住宅（１４５兆円→１９３兆円）・宅地（５８６兆円→１９３４兆円）９０→９９年：住宅は上昇、宅地は下落・住宅（２０２兆円→２４６兆円）・宅地（…