技術ニュース／フォーカス　高減衰積層ゴムを戸建て住宅に適用〜高減衰積層ゴムを戸建て住宅に適用
日経アーキテクチュア　第845号　2007.3.26

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第845号（2007.3.26）
ページ数	2ページ　（全1708字）
形式	PDFファイル形式　（520kb）
雑誌掲載位置	150〜151ページ目

　免震装置には、三つの機能が必要だ。建物の荷重を支える支承、地震エネルギーを吸収する減衰、揺れた時に元の位置に戻る復元だ。これまで戸建て住宅では、これらの機能は複数の装置を組み合わせて実現する例が多かった。そのため、材料費や施工手間が掛かる傾向にあった。　３月に東急建設と武蔵工業大学の西村功助教授、東洋ゴム工業が発表した円筒形高減衰積層ゴムは、こうした課題を解消する免震装置だ。コストダウンや工期短…