法務　建築工事に伴う地下水の汚染や枯渇　発注者と施工者に３５０万円の賠償を命令〜建築工事に伴う地下水の汚染や枯渇発注者と施工者に３５０万円の賠償を命令
日経アーキテクチュア　第799号　2005.6.27

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第799号（2005.6.27）
ページ数	2ページ　（全2085字）
形式	PDFファイル形式　（250kb）
雑誌掲載位置	50〜51ページ目

　大規模な建設工事では、ボーリング調査や基礎工事、地下工事などに伴って、付近の地下水に何らかの影響を与えたとして、近隣の居住者から補償を求められることがある。実際には、季節や経年による変動などもあり、汚染や水量の増減など地下水が受けた影響と工事との因果関係が明確に認定された事案は少ない。今回は、工事による地下水への影響が、裁判所の判決で認定された珍しいケースを紹介する。原告は、滋賀県でミネラルウオ…