法務　長屋１棟の接道で２項道路と認定〜長屋１棟の接道で２項道路と認定　一般の通行に供していたかも争点に
日経アーキテクチュア　第686号　2001.2.19

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第686号（2001.2.19）
ページ数	2ページ　（全2898字）
形式	PDFファイル形式　（25kb）
雑誌掲載位置	107〜108ページ目

ｓいわゆる「２項道路」の存否を巡り，行政判定を不服とする訴訟は後を絶たない。しかも，その指定要件に関して様々な解釈が示されており，必ずしも統一されていない状況だ。ｓ東京地裁２０００年３月１７日判決は，２項道路の指定要件の解釈に関して新味のある判断を示した。接道建物の数と一般の通行の用に供されていたかの２点が問われていた。　建築基準法（以下「法」という）４２条２項の規定に基づく道路（以下「２項道路」…