ＩＴ奮戦記　鳴海屋紙店〜２０００年問題機にＩＴ化　全員入力で苦手克服
日経IT21　第11号　2002.5.1

鳴海屋紙店は１２０年続く老舗の紙卸商だ。しかし、老舗ゆえの問題点も抱えていた。１９９７年に六代目を継いだ鳴海幸一郎社長は、そんな社風を一新するために２０００年問題を利用。わずか１年の間にシステムを刷新し、全社員一丸で商品データを入力。パソコンを使えるようにした。　こと、紙業界に関して言えば、卸のＩＴ化が一番遅れている。メーカーは最新式のコンピューターで製品管理しているし、お客さんはマックやウィンド…