実験で再現　建物はこう壊れる〜倒壊寸前の「限界」を再現
日経ホームビルダー　第122号　2009.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経ホームビルダー　第122号（2009.8.1）
ページ数	4ページ　（全1857字）
形式	PDFファイル形式　（2580kb）
雑誌掲載位置	46〜49ページ目

建物の破壊実験の一つに、「引き倒し」と呼ばれるものがある。建物をワイヤーで引っ張り、無理やり変形させることで、様々な性能や各部位の壊れ方を観察するものだ。今回取り上げるのは、今年１月末に工学院大学八王子キャンパスで実施された引き倒し破壊実験。この建物が壊れる過程を写真で追う。（池谷和浩＝フリーライター）　上の写真は加力前の試験体の様子。１階と２階の天井梁に鉄骨を取り付け、１階天井梁を４本のワイヤー…