焦点〜ハニカムボードと角紙管で長期避難生活のプライバシーを守る　１時間で組み立てられる「家」
日経ホームビルダー　第67号　2005.1.1

　新潟県中越地震の発生から約１カ月して、仮設住宅への入居が始まった。しかし、復興のめどが立たず、長期の避難所生活を余儀なくされている人も少なくない。　避難所となった体育館には十分な暖房設備も間仕切りもない。生活する避難者の不自由さを少しでも軽減してあげたいとの思いから、慶応義塾大学、長岡造形大学などで建築を学ぶ学生や教員が、ハニカムボードと角紙管でつくった４畳半の「紙の家」を長岡市内の避難所や市役…