焦点〜松江市の公共職業訓練校に全国初の「伝統技術科」が誕生　プロの大工が技術向上に挑む
日経ホームビルダー　第29号　2001.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経ホームビルダー　第29号（2001.11.1）
ページ数	2ページ　（全685字）
形式	PDFファイル形式　（182kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　プロの大工職を対象に、高度な木造建築技術を教える「伝統技術科」を新設した学校がある。松江市にある島根県立松江高等技術校だ。５年以上の実務経験を持つ大工が対象で、公共職業訓練校が伝統建築の技術修得カリキュラムを設けたのは全国初だという。　日本の伝統構法は高度な加工技術と木組みに支えられている。その技術を学び、建築技能者としての能力の向上を図ることが設立の目的だ。訓練期間は半年間で、現在は県内の大工…