初歩から分かるサステナブルファイナンス〜負の外部性
日経エコロジー　第261号　2021.3.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第261号（2021.3.1）
ページ数	2ページ　（全2939字）
形式	PDFファイル形式　（336kb）
雑誌掲載位置	90〜91ページ目

第２回市場を通じた経済活動の外側で発生する不利益を「負の外部性」と呼ぶ。負の外部性を生む企業活動を縮小させることが、サステナブルファイナンスの本質である。足達　英一郎／日本総合研究所理事　特定企業もしくは特定業種の株式を売却したり、購入しない方針を明らかにする「ダイベストメント（投資撤退）」が、国内の新聞紙上でも目に付くようなってきた。石炭関連ビジネスに関するものがその典型だ。他方で、「環境活動家…