レポート　インサイド・アウト〜あいまいな補助適用の基準　特措法に振り回される現場
日経エコロジー　第133号　2010.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第133号（2010.7.1）
ページ数	4ページ　（全4862字）
形式	PDFファイル形式　（976kb）
雑誌掲載位置	62〜65ページ目

文／井部正之　ジャーナリスト一部撤去が位置づけられた２つの計画に見え隠れする国の意思。特措法をただ延長するのではなく、あいまいな制度を見直すべきだ。　２０１０年４月下旬、滋賀県庁の一室で栗東市の住民４人と県の幹部が向き合っていた。議題は同市の産業廃棄物処理業者、アール・ディエンジニアリング（ＲＤ社、既に破産）の不法投棄を巡る今後の対策である。　「県は本当に（従業員が埋めたと証言するドラム缶）１００…