
失われゆく生物多様性 第5回〜【ヘラシギ】
日経エコロジー 第125号 2009.11.1
掲載誌 | 日経エコロジー 第125号(2009.11.1) |
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ページ数 | 1ページ (全652字) |
形式 | PDFファイル形式 (258kb) |
雑誌掲載位置 | 126ページ目 |
くちばしが黒いヘラのようなヘラシギは、絶滅の危険性が最も高い5つ星のIAに指定されている。夏にロシアのチュクチ半島やカムチャツカ半島で繁殖。秋に日本や韓国などの干潟を転々と渡って、タイやミャンマーなどの東南アジアで越冬するため、長い旅の各地で環境変化の影響を受ける。1970年代には2000〜2800のつがいがいたが、2007年には100以下と激減。個体数は450〜1000羽と絶滅寸前だ。 中継地…
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