レポート　スマートグリッド　後編〜“日本版”は住宅から動き出す
日経エコロジー　第125号　2009.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第125号（2009.11.1）
ページ数	3ページ　（全3709字）
形式	PDFファイル形式　（530kb）
雑誌掲載位置	102〜104ページ目

文／山根小雪　本誌米国発で世界的なブームになりつつあるスマートグリッド。一方で、電力網が高い信頼性を誇る日本での導入を巡る議論は限定的だ。低炭素社会を見据えた日本版スマートグリッドの姿を探る。　電力網にＩＴ（情報技術）を付加して高度化した「スマートグリッド」。従来型の電力網よりも効率的な電力利用を可能にする、低炭素型のエネルギーインフラである。電力網と家庭などの需要家を通信回線でつなぎ、住宅の屋根…