第１特集　サンゴ再生からビオトープ、外来種駆除まで　生物多様性が商機を生む〜在来種を育てて収益を上げる
日経エコロジー　第100号　2007.10.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第100号（2007.10.1）
ページ数	2ページ　（全2677字）
形式	PDFファイル形式　（1009kb）
雑誌掲載位置	47〜48ページ目

　日本の国土の約７割は山間部のため、道路を作ろうとすれば、山を削らざるを得ない。こうしてできた人工的な斜面を「法面」と呼ぶ。　法面は、降雨による浸食や土砂崩れの危険性があるため、急斜面はコンクリートで、それ以外は緑化することで保護する。高速道路を走行している時など、道路脇の斜面が一面、青々と茂る草本で埋め尽くされた光景を目にしたことがあるだろう。　法面の緑化には、安価で品質が一定している外来種の芝…