特集　本業で問われる生物多様性〜潜在リスクへの備え
日経エコロジー　第92号　2007.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第92号（2007.2.1）
ページ数	4ページ　（全5659字）
形式	PDFファイル形式　（2242kb）
雑誌掲載位置	36〜39ページ目

違法でなくても生物多様性のリスクは潜在的に存在する。パーム油生産や鉱山開発では、生態系破壊をＮＧＯが突き上げるケースが目立っている。たとえ合法でも企業は生態系保全に細心の注意を払うべきだ。　「『ボルネオ島の熱帯雨林の破壊につながるので、ヤシノミ洗剤を作るのをやめてください』という投書やメールが会社に殺到したため、不買運動が起きるのではないかと心配した」。サラヤ（大阪市）・商品開発本部商品企画室の代…