リポート　ワールドウオッチ研究所〜カトリーナ禍という名の“人災”脆弱な危機管理体制を露呈
日経エコロジー　第90号　2006.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第90号（2006.12.1）
ページ数	2ページ　（全2729字）
形式	PDFファイル形式　（360kb）
雑誌掲載位置	94〜95ページ目

米国史上最大規模の被害をもたらしたハリケーン「カトリーナ」。危機管理体制の甘さが、被害を拡大させたことがわかってきた。ジョン・マクウェイド　昨年８月、米国のメキシコ湾岸地域を襲ったハリケーン「カトリーナ」。ルイジアナ州ニューオーリンズ市などで死者１８００人余り、倒壊家屋２３万７０００棟、総額１５００億ドルと推定される甚大な被害をもたらした。米国で史上最大規模の災害に発展した背景に、人災と呼べるほど…