ウソホント！？　環境の科学　環境ホルモン〜人への影響はどこまで解明されたか？
日経エコロジー　第87号　2006.9.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第87号（2006.9.1）
ページ数	3ページ　（全3879字）
形式	PDFファイル形式　（2129kb）
雑誌掲載位置	73〜75ページ目

　今年６月、日本人男性にとって、ちょっとショッキングな論文が発表された。川崎・横浜と欧州４都市（コペンハーゲン、パリ、エジンバラ、ツルク）で男性の精子濃度を比べたところ、日本人男性が最も低かった−−という内容のものだ。　聖マリアンナ医科大学の岩本晃明教授のグループによる研究成果だ。　この調査は、コペンハーゲン大学のスカケベック教授の提唱によって１９９６年から始まった国際共同調査。スカケベック教授は…