ワールドトレンド　Ｆｒｏｍ　Ｕ．Ｋ〜いまだ軌道に乗らない炭素基金　ロシアの動向や価格がネックに
日経エコロジー　第61号　2004.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第61号（2004.7.1）
ページ数	2ページ　（全3242字）
形式	PDFファイル形式　（51kb）
雑誌掲載位置	148〜149ページ目

社内でのＣＯ２排出量削減が高コストの企業にとって、炭素基金の購入は手っ取り早い対策だ。しかし、不確定要素があるため、企業は二の足を踏んでいる。文／エンバイロンメンタル・ファイナンス　ジェシカ・マカリン　訳／飯田　洋　来年１月に始まる欧州連合（ＥＵ）域内の排出権取引計画にかかわるほとんどの企業にとって、最大の関心事は二酸化炭素（ＣＯ２）の削減目標値である。　各国政府は現在ＣＯ２の国内割当計画（ＮＡＰ…