環境トップ対談　北川正恭の環境経営最前線（５）〜「店頭基点」の精神で経営改革　生活者の視点で環境経営に挑む
日経エコロジー　第53号　2003.11.1

北川　資生堂の経営は、ここ１、２年、大きく変わったように見受けられます。２１世紀は、環境と経営とが同軸となる時代だと私は思っていますが、こうしたことも含めて、企業の内発的な改革が大きく進んだ成果ではありませんか。池田　環境を経営の柱に据える時代であると認識しています。２０世紀は経済性を追求する時代だったと思います。モノを中心に考え、モノを豊かにすることで、人々を豊かにしようとした。しかし、これだけ…