トレンド・アンド・ニュース　ロッキーマウンテン研究所〜消費者や機関投資家の関心高まる　温暖化対策で企業の良否を判断へ
日経エコロジー　第49号　2003.7.1

温暖化問題に対する取り組みを企業の将来性の判断材料にする傾向が強まっている。機関投資家や消費者が、温暖化現象が企業経営に与える影響に気づき始めたためだ。企業の取り組み次第で市場の評価が大きく変化するようになる可能性も出てきた。　「気候変動を巡る騒然とした議論は、企業社会を批判する人々が空想するおかしな作りものだ」−−。　もしも、まだ、こう考えている人がいるなら、その考えは早急に改めるべきだろう。二…