アングル〜『西暦２０００年の地球』が原点　地球環境ガバナンスの　試みは成功したのか
日経エコロジー　第42号　2002.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第42号（2002.12.1）
ページ数	2ページ　（全1664字）
形式	PDFファイル形式　（69kb）
雑誌掲載位置	98〜99ページ目

世界資源研究所黒坂三和子　米政府内で地球規模の環境問題に対する政策が最初に取り入れられたのは、カーター大統領の時である。大統領環境問題諮問委員会（ＣＥＱ）の目的は、社会がそれまでと同じような発展を続けた場合に人口や環境、経済の面で、１９８０年から２０００年の間に起こるであろう変化の概略を把握することであった。　米政府のデータをコンピューターモデルと連携させて解析させた成果が、８０年に公表された『西…