リポート　有害化学物質対策〜商品パッケージの安定供給に影響？　埼玉新条例で中小印刷が窮地に
日経エコロジー　第34号　2002.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第34号（2002.4.1）
ページ数	3ページ　（全4130字）
形式	PDFファイル形式　（85kb）
雑誌掲載位置	58〜60ページ目

埼玉県が４月に施行する新条例をきっかけに、包装材の調達ルートを点検する必要がありそうだ。新条例は、フィルム印刷に必要な炭化水素系溶剤の排出削減と処理設備設置を義務づけた。規制に対応できない中小事業者の淘汰が始まれば、包装材の調達全体に影響する可能性がある。　溶剤や顔料に化学物質を使う印刷事業者は、土壌汚染対策からＰＲＴＲ法まで様々な対応を迫られている。その印刷事業者をさらに震撼させているのが、埼玉…