特集１〜たんぱく質解析、医薬品　たんぱく質の結合部の構造解析
日経バイオビジネス　第25号　2003.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第25号（2003.6.1）
ページ数	1ページ　（全1671字）
形式	PDFファイル形式　（119kb）
雑誌掲載位置	58ページ目

ＮＭＲを用いて、たんぱく質と他分子の結合界面の構造を解析。結合部だけを見るので、巨大な複合たんぱく質でも解析できる。嶋田一夫東京大学大学院薬学系研究科・教授ポストゲノム研究として、たんぱく質立体構造の網羅的解析が進められているが、次のステップとして恐らく重要になるのは、たんぱく質がほかの生体分子と結合することによってどのような構造的変化が起こるかを把握することだ。というのも分子の結合によって結合部…