[特集論文ー1]働き方改革の広がりと生産性への影響 (有田賢太郎 みずほ総合研究所株式会社 経済調査部兼市場調査部 上席主任エコノミスト/児玉直美 日本大学経済学部教授/酒井才介 みずほ総合研究所株式会社 経済調査部 主任エコノミスト/高橋孝平 早稲田大学大学院経済学研究科博士課程)
一橋ビジネスレビュー 2021SPR 2021.3.19
掲載誌 | 一橋ビジネスレビュー 2021SPR(2021.3.19) |
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ページ数 | 16ページ (全17728字) |
形式 | PDFファイル形式 (1852kb) |
雑誌掲載位置 | 8〜23頁目 |
本論文では、既存研究のレビューと独自アンケートの分析から、働き方改革の広がりと、生産性への影響について述べる。働き方改革は2016年以降、急速に浸透している。その理由として、働き方改革関連法立法に向けての産官あるいは労使での議論の高まり、過労死や格差問題への社会的関心の高まり、労働需給の逼迫の3つが挙げられる。働き方改革の生産性効果については、(1)労働時間の削減による効果はそれほど明確には見られ…
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