ビジネスモデルを創造する発想法　［第７回］肝心なものは描かないｚｉｂａ　ｔｏｋｙｏ　平田智彦による「ホワイトスペース」のすすめ　（井上達彦　早稲田大学商学学術院教授）
一橋ビジネスレビュー　 2018SPR　2018.3.15

この記事の情報
掲載誌	一橋ビジネスレビュー　 2018SPR（2018.3.15）
ページ数	13ページ　（全18399字）
形式	PDFファイル形式　（4261kb）
雑誌掲載位置	172〜184頁目

１優れたアイディアを生み出すサイクル優れた発想は、発想法だけによってもたらされるものではない。どれだけ新しくても、ビジネスに役立つとは限らない。新規性と有用性は別である。発想法だけを磨き上げても、生まれてくるものは「ただのアイディア」で終わってしまう。それゆえ、アイディア発想のプロセスで、その有用性をチェックしなければならない。ユーザーや市場に問いかける仮説検証の「一連のサイクル」を構築する必要が…