〔書評〕歴史書の棚 「力」ではなく「慎慮」のリアリズムで分析を=井上寿一
エコノミスト 第104巻 第31号 通巻4920号 2026.11.10
| 掲載誌 | エコノミスト 第104巻 第31号 通巻4920号(2026.11.10) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全914字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (284kb) |
| 雑誌掲載位置 | 52頁目 |
1945年の日本の国家的な破局は何が原因だったのか。戦後、80年以上、さまざまに論じられてきた。そこへ新しい視角からの著作が現れた。土山實男『日本がリアリズムを失うとき(上) 帝国日本の形成と瓦解』(中公選書、2530円)および『日本がリアリズムを失うとき(下)戦後日米関係と日本のディレンマ』(同、2530円)である。 国際政治学の理論研究と対外政策史の交錯する地点から分析する本書は、1世紀以上…
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