〔書評〕歴史書の棚 帝国にあらがった魚売り ナポリ反乱の虚像と実像=君塚直隆
エコノミスト 第104巻 第19号 通巻4908号 2026.7.7
| 掲載誌 | エコノミスト 第104巻 第19号 通巻4908号(2026.7.7) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全941字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (314kb) |
| 雑誌掲載位置 | 50頁目 |
1647年7月にナポリで生じた反乱は、同時代のイングランドでの清教徒革命やフランスでのフロンドの乱、さらにはドイツを中心とした三十年戦争に比べると、その規模も周辺諸国への衝撃もマイナーな存在に見えるかもしれない。 しかしその後のナポリはもとよりイタリア諸国に与えた「記憶」という点では大きな意味を持つ。 倉科岳志『マサニエッロの反乱 一七世紀ナポリの民衆蜂起とその後日譚』(ミネルヴァ書房、4180…
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