〔書評〕歴史書の棚 怪事件に挑む新人検屍官 唐時代が舞台の推理小説=加藤徹
エコノミスト 第103巻 第34号 通巻4888号 2025.12.16
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第34号 通巻4888号(2025.12.16) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全938字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (294kb) |
| 雑誌掲載位置 | 60頁目 |
時間をかけて楽しもうと思ったのに、面白くて一気読みしてしまった。相田美紅著『芙蓉城の検屍官』(ポプラ文庫ピュアフル、836円)は、文庫書き下ろしの推理小説である。 唐の時代。芙蓉(ふよう)城と呼ばれた中国奥地の大都会・成都。20歳の若さで超難関の科挙を突破した李黎明は、新人検屍(けんし)官として経験を積むため、芙蓉城に赴任する。 李黎明の上司となった趙〓起は、芙蓉城で長年検屍官をつとめるベテラン…
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