〔特集〕２０２６年に上がる株　自社株買い期待　日本株　潤沢キャッシュの日立、信越化学　政策株売却原資に三菱ＵＦＪも
エコノミスト　第１０３巻　第３４号　通巻４８８８号　2025.12.16

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０３巻　第３４号　通巻４８８８号（2025.12.16）
ページ数	2ページ　（全2379字）
形式	PDFファイル形式　（469kb）
雑誌掲載位置	４０〜４１頁目

　企業は資本効率改善へかじを切り、還元姿勢を一段と強めている。自社株買いの実施が今後も見込める銘柄とは──。　日経平均株価が今年10月末、史上初の５万円台に乗せた。文字通り「未踏の領域」であり、高値警戒感や上昇ピッチの速さに対する懸念が浮上するのもやむを得ない。　足元では（11月14日現在）、日経平均株価は12カ月移動平均線（ある時点から過去12カ月の株価の平均値）を21％上回っている。この「上方…