〔書評〕歴史書の棚 帝国陸軍に受難だった 大正デモクラシー時代=井上寿一
エコノミスト 第103巻 第31号 通巻4885号 2025.11.11
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第31号 通巻4885号(2025.11.11) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全935字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (295kb) |
| 雑誌掲載位置 | 58頁目 |
日本近代史における悪役中の悪役は帝国陸軍だろう。近代日本の国家的な破局の原因を帝国陸軍の暴走に求めることは、大方の納得するところに違いない。 対する高杉洋平『帝国陸軍 デモクラシーとの相剋』(中公新書、1210円)によれば、陸軍のスーパー・エリートたちは、元来「広範な知識と緻密な思考能力を持った国際人」だった。ところが、帝国陸軍は大正デモクラシーを経て変化し、戦争を選択することになった。本書は帝…
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