〔深層真相〕大ヒットの映画「国宝」　配給「東宝」も要因か
エコノミスト　第１０３巻　第３１号　通巻４８８５号　2025.11.11

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０３巻　第３１号　通巻４８８５号（2025.11.11）
ページ数	1ページ　（全605字）
形式	PDFファイル形式　（197kb）
雑誌掲載位置	１７頁目

　今年６月公開の映画「国宝」が興行収入１６２億円超の大ヒットとなり、配給する東宝の業績も絶好調だ。10月15日には２０２６年２月期の連結純利益予想を上方修正し、２年ぶりの最高益となる４７５億円の見通しだと発表した。東宝株価もうなぎ登りで、「国宝」公開前まで５０００円前後で推移していたが、８月には終値で１万円を超え、足元では９０００円前後の高値圏にある。「国宝」は吉田修一さんの同名小説が原作で、才能…