〔グラフの声を聞く〕次の米利下げは株価の転機となりうる=市岡繁男
エコノミスト 第103巻 第26号 通巻4880号 2025.9.16
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第26号 通巻4880号(2025.9.16) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全559字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (255kb) |
| 雑誌掲載位置 | 94頁目 |
8月のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演は、「利下げの可能性を示唆」と受け止められて株価が急騰した。だが同議長は演説の中で、失業や労働といった雇用関連用語を37回述べたのに対し、「インフレ」は63回だったという。FRBには最大雇用と物価安定の二つの使命があるが、同議長が心配しているのはインフレなのだ。 事実、シカゴ連銀が発表する金融状況指数をみると、全米の金融はいま、FRBがコロナ…
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