
〔書評〕歴史書の棚 ギリシャ語、ラテン語の苦難に満ちた古典継承=本村凌二
エコノミスト 第103巻 第25号 通巻4879号 2025.9.9
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第25号 通巻4879号(2025.9.9) |
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ページ数 | 1ページ (全954字) |
形式 | PDFファイル形式 (305kb) |
雑誌掲載位置 | 54頁目 |
人間が他の動物と異なるのは、人類の過去の経験や知識を身につけられるからである。欧州では、印刷術が広がるルネサンス期まで千数百年にわたって写本が制作されてきた。 L・D・レノルズ、N・G・ウィルソン『古典の継承者たち』(西村賀子、吉武純夫訳、ちくま学芸文庫、1980円)の試みは、まずギリシャ語とラテン語の文献が保存されてきた流れを説明し、写本の時代に原本テクストがどのような危険にさらされていたかを…
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