〔アートな時間〕舞台 TRASHMASTERS 「廃墟」「そぞろの民」=濱田元子
エコノミスト 第103巻 第21号 通巻4875号 2025.7.29
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第21号 通巻4875号(2025.7.29) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1187字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1058kb) |
| 雑誌掲載位置 | 104〜105頁目 |
◇先達・三好十郎に刺激され戦争を考える現代版を世に問う「浮標(ブイ)」や「獅子」などで知られる劇作家の三好十郎(1902〜58年)が、1945年の敗戦を経て47年に発表したのが「廃墟」という作品だ。 敗戦直後の焼け野原にある廃墟に住む一家の物語。歴史学者の柴田欣一郎は、「戦争責任」を背負い、大学に休職願いを出し、闇物資にも手を出さない。そんな父と、組合活動に手を染める長男誠、特攻崩れの次男欣二が…
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