〔特集〕自壊するドル トランプ政権が不安の源泉に 歴史の大変動はいつ来るのか=清水憲司/浜條元保
エコノミスト 第103巻 第20号 通巻4874号 2025.7.15
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第20号 通巻4874号(2025.7.15) |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ (全2854字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1448kb) |
| 雑誌掲載位置 | 16〜18頁目 |
「ドル離れ」が静かに、しかし着実に進んでいる。80年にわたって続いてきたドル基軸通貨体制は、トランプ米大統領の下で揺らぐのだろうか。「基軸通貨の地位を失うなら、戦争に負けるのと同じだ」。昨年9月、大統領選前のトランプ氏が発した勇ましい言葉とは裏腹に、ドルの総合的な強さを示すドルインデックスは政権が発足した今年1月以降、下落の一途をたどってきた。米軍がイラン核施設を攻撃した6月下旬は「有事のドル買い…
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