〔独眼経眼〕長期金利上昇でも日本は依然金融緩和的=藤代宏一
エコノミスト 第103巻 第19号 通巻4873号 2025.7.8
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第19号 通巻4873号(2025.7.8) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1039字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (2092kb) |
| 雑誌掲載位置 | 90頁目 |
5月以降の日本株は、日本の長期金利上昇という逆風にもかかわらず、底堅さを維持している。その背景として、米国との通商交渉の進展期待があるのは言うまでもないが、長期金利がなお抑制された水準にあることが重要かもしれない。 長期金利の適正水準を推し量るうえで、筆者は名目国内総生産(GDP)成長率と長期金利の差に注目している。この尺度は財政の持続性を検証する際によく用いられるもので、経済学では「ドーマー条…
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