
〔アートな時間〕美術 五大浮世絵師展─歌麿 写楽 北斎 広重 国芳=石川健次
エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号 2025.6.24
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号(2025.6.24) |
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ページ数 | 2ページ (全1209字) |
形式 | PDFファイル形式 (1064kb) |
雑誌掲載位置 | 92〜93頁目 |
◇庶民に愛された時代を映す鏡 滑稽な絵に実は教訓が── 江戸時代、特に中期以降の繁栄を支えたのは権力を独占する武士ではなく、経済活動に携わる主に町人たちであっただろう。彼ら町人の美意識、楽しみを求める思いに応えたのは、時の政権と結びつき、伝統重視の画壇に君臨し続ける狩野派ではなく、一度きりの人生を、現世を謳歌(おうか)しようと声を上げた浮世絵だった、と思う。 大量生産を可能にした木版画を表現手段…
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