
〔アートな時間〕映画 ルノワール 見えるものより見えないものを 11歳少女のひと夏の世界描く=勝田友巳
エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号 2025.6.24
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号(2025.6.24) |
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ページ数 | 2ページ (全1161字) |
形式 | PDFファイル形式 (1064kb) |
雑誌掲載位置 | 92〜93頁目 |
「PLAN75」の早川千絵監督の長編2作目。「PLAN75」は75歳以上の高齢者に安楽死を奨励するディストピアを描き、“生産性”“自己責任”と弱者を追い詰める現代の風潮を静かに批判した社会的視点を持った作品だったが、「ルノワール」は一転、11歳の少女の小さな世界に目をこらした。主題も物語も全然似ていない。それでも、早川監督はスクリーンに確かに自分の名前を刻んでいる。 1980年代後半、フキは11歳…
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