〔東奔政走〕国会終盤で動いた「コメと年金」 互いに決め手欠く与野党の苦悩=松尾良
エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号 2025.6.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号(2025.6.24) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2036字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1522kb) |
| 雑誌掲載位置 | 68〜69頁目 |
少数与党に陥った石破茂首相が初めて臨んだ通常国会が、ついに最終盤を迎えた。衆院で数の力に頼れない自民党はこの間、個々の野党と不慣れな取引を重ねることで何とかしのいできた。しかし国民から見れば、よろめくその姿はいかにも頼りなく、内閣支持率は危険水域に近接している。衆参両院での与党過半数割れという混沌(こんとん)の到来におびえ、もがく政権になお活路はあるのか。 ◇石破首相に希望の光? 5月下旬以降、…
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