〔ザ・マーケット〕東京市場 ストラテジストが読む 市場の関心は関税から景気・業績へ＝芳賀沼千里
エコノミスト 第１０３巻 第１８号 通巻４８７２号 2025.6.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第１０３巻 第１８号 通巻４８７２号（2025.6.24） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全870字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （502kb） |
| 雑誌掲載位置 | ６１頁目 |
世界の株式市場がトランプ米政権の関税政策を巡り神経質な展開を続けている。ただ、おおむね関税の着地点が見えてきたと感じる。 来年に中間選挙を控える中で政権の支持率が低下し、米国の経済成長率低下やインフレ率上昇に結びつく政策は取りにくい。中国に対する追加関税率の引き下げ公表はインフレへの警戒を端的に示している。日本製鉄のＵＳスチール買収計画に関しても、トランプ大統領は米国への投資と雇用創造を強調した…
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