
〔書評〕『物価を考える デフレの謎、インフレの謎』 評者・服部茂幸
エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号 2025.6.24
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第18号 通巻4872号(2025.6.24) |
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ページ数 | 2ページ (全1208字) |
形式 | PDFファイル形式 (570kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇著者 渡辺努(東京大学大学院教授) 日経BP 1980円 ◇デフレ長期化の考察に対し 本書への賛同と反論を示す 本書の重要な主張の一つは、日本の慢性デフレ(物価上昇率がほとんどゼロで動かない状態)の原因は賃金が上昇していないことであり、2022年からの物価上昇は輸入物価の高騰とその後の賃金上昇の結果であるということだ。1970年代の狂乱物価の原因も賃金と物価のスパイラルで、方向性は違うが、メカ…
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