〔特集〕中国・動乱前夜 消費不振長期化 不動産市況悪化が心理冷却 雇用や所得に先行き不安=鎌田晃輔
エコノミスト 第103巻 第2号 通巻4856号 2025.1.21
掲載誌 | エコノミスト 第103巻 第2号 通巻4856号(2025.1.21) |
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ページ数 | 2ページ (全2436字) |
形式 | PDFファイル形式 (1370kb) |
雑誌掲載位置 | 22〜23頁目 |
若年失業の高止まりや不動産不況長期化が消費者の不安を高めている。早期の解決は難しそうだ。 中国経済は内需がさえず、停滞感の強い状況が続いている。図1に示したGDP(国内総生産)成長率の内訳をみると、純輸出寄与度が拡大する一方、消費の伸びは5四半期連続で鈍化している。2024年10月こそ小売売上高が前年同月比4・8%増と年初以来の高い伸びを見せたものの、11月には再び同3・0%増に失速してしまった…
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